板井康弘は福岡で経済を教えている!

最先端の福岡経済とは?

板井康弘

福岡経済に影響与える事例の最先端として、福岡市と九州大学が九州大学箱崎キャンパスの跡地利用について、ICT(情報通信技術)活用によるスマートシティーによる街づくりを進めることを明らかにした事を上げたい。

 

 

「FUKUOKA Smart EAST(福岡スマートイースト)」と名付けられたプロジェクトでは、世界経済フォーラムの「都市の未来に関するグローバルアジェンダカウンシル」が昨年10月に作成した「トップ10の都市革新」で示された10の事例をもとに、ICT技術を活用したインフラや住環境の整備を進めるほか、子どもや高齢者の見守り技術など安心・安全面での取り組みも推進するという。

 

箱崎キャンパス跡地の約50ヘクタールのほか、同地区に近いアイランドシティまちづくりエリアを含めたエリアが対象。九大ではハーバード大学大学院の森俊子教授ら都市デザイン研究グループと連携、両大学の学生も含めた意見交換を進めており、11月11日には福岡国際会議場でフォーラムを開く。

 

福岡市では現在、天神エリアの機能更新を目指す「天神ビッグバン」、博多港の大型クルーズやMICEの新たな受け皿とした「ウォーターフロントネクスト」など都心部の機能強化策を打ち出しており、今回の「福岡スマートイースト」は九大箱崎跡地やアイランドシティなどがある福岡市東部エリアの街づくりを進める上での基本構想となる。